TIACTにおけるCSRをご報告致します。
当社は、東京国際空港において、PFIの手法を用いて国際航空貨物ターミナルの設置、運営、管理、賃貸等を行うため設立されたものである。多くの企業において近年CSR(企業の社会的責任)への取組が活発化してきているが、当社の場合、首都圏のゲートウェイ空港を拠点として、経済社会のライフラインである物流を担うきわめて公益性の高い事業の実施主体であること、同空港の国際航空貨物事業において主要な役割を果たすものであること、国との事業契約に基づきPFI事業者として本事業を実施するものであること等を考慮すると社会に対する責任は他の企業と比較して遥かに高いと言わなければならない。
このため、今般「CSR行動憲章」を定め、これに則り全社員一丸となって当社の社会的責任を全うすることをここに誓う。
もとより、当社のステークホルダーは多岐にわたり、社会的責任も広範囲に及ぶため、その推進に当たっては様々な課題もともなうであろうが、社内外の知見を結集して一歩一歩着実に成果を挙げていくこととしたい。
CSRへの取組に当たっては、以下に記す経営理念を原点とし、社員一人ひとりが経営理念の体現を希求し、個々の施策の立案・実施に際しては経営理念との整合性に十分配慮するものとする。
羽田空港で、国際物流に貢献する貨物ターミナルを運営します。
CSRの推進にあたっては、経営理念に基づき、ステークホルダーに十分な満足度を与えることを基本とする。したがって広範なステークホルダーに対応して広範なCSR活動が必要となるが、現在の社会の要請及び当社の事業内容に着目し、当面次の3項目に重点的に取り組むこととする。
事業活動を通じて関与するサプライチェーンにおけるCSRの推進については、主要株主グループの方針(「三井物産株式会社 サプライチェーンCSR取組方針」)を踏まえた取組を実践する。
CSR活動の普及促進を図るため、教育・研修、アンケート、提案の募集、活動の支援、優秀提案および優秀活動の表彰・広報等を実施するものとする。
本憲章は人事・総務部が所管し、「規程等管理規程」の定める「基準」として取扱い、改廃は代表取締役社長決裁による。
本憲章は2008年3月25日より制定し施行する。
本憲章は2009年7月31日より改正し施行する。
本憲章は2010年2月28日より改正し施行する。
2011年9月策定
東京国際エアカーゴターミナルは、東京国際空港において公共性・公益性の高い国際航空貨物取扱サービス及び国際航空貨物ターミナルの運営・賃貸サービスを 提供するに際し、本邦及び世界における環境負荷の軽減を経営上の重要な取組課題として位置付け、経済と環境の調和を目指す「持続可能な発展」の実現に向けて最大限努力する。 そのために東京国際エアカーゴターミナルは、以下の行動指針に沿って、当社事業活動において地球温暖化問題への対応、自然環境の保全及び汚染の予防を含む適切な リスク管理体制を構築し、定期的に評価し、継続的な改善を行うとともに、環境に優しい技術の開発と普及に努め、環境に対する一層の責任を担う。
東京国際エアカーゴターミナルは、所管官庁の推進するエコエアポート施策、即ち、空港及び空港周辺地域において環境の保全及び良好な環境の創造を推進する施策に則り、環境保全に関する関連諸法規を遵守しつつ、
等の実現に最大限の努力を払いながら取り組み続ける。
<附則>